伊勢新聞

新型コロナ5週間ぶり増 三重県内先週の感染状況

三重県は12日、先週(4―10日)の新型コロナウイルス感染状況を公表した。1医療機関あたりの新規感染者は平均7・14人で、前週から2%の増加。5週間ぶりに増加しつつ、ほぼ横ばいの状況となっている。

県によると、1日あたりの新規感染者は前週と同じ450人と推計される。一般病床と専用病床の入院患者を合わせた「在院者数」は、前週同一曜日比94人増の448人。重症者は3人増の6人となった。

保健所管内別の1医療機関あたり新規感染者数は、桑名10・3人▽四日市5・3人▽鈴鹿7・3人▽津6・09人▽松阪6・5人▽伊勢8・27人▽伊賀6・63人▽尾鷲8人▽熊野3人―となった。

県感染症情報・検査プロジェクトチームは「新規感染者数は、ほぼ横ばい。下げ止まったのかどうかは分からないが、長期的には減少局面にあると考えられる。来週以降の状況を注視したい」としている。