伊勢新聞

生活衛生改善貸付など意見交換 日本公庫、津で推薦団体連絡協議会 三重

【あいさつをする浅沼支店長=津市万町津の日本政策金融公庫津支店で】

日本政策金融公庫津支店国民生活事業は11日、三重県津市万町津の同支店で令和5年度生活衛生改善貸付推薦団体連絡協議会を開いた。県内の各種生活衛生同業組合や日本公庫の関係者など約20人参加し、生活衛生改善貸付のあり方や経営改善について意見交換をした。

生活衛生改善貸付は生活衛生同業組合の組合員が組合の推薦を受けると無担保無保証で融資が受けられる制度。協議会は生活衛生改善貸付の推薦団体である各種生活衛生同業組合などと意見交換し、各業界の現状や課題を共有することで、生活衛生改善貸付の推進につなげようと年1回開かれている。

日本政策金融公庫津支店長の浅沼靖司支店長はあいさつで昨年度生活衛生改善貸付が三重県が件数、金額ともに全国1位だったことを紹介。「日頃から皆さんが経営者と真剣に向き合って、指導や支援をしてもらっている証」と謝意を述べた。

日本公庫から生活衛生改善貸付の貸し付け実績や景気動向調査の結果などが報告された後、参加組合から現状報告や経営改善への工夫、日本公庫への要望などについて意見交換が行われた。