国内トップレベルの選手を招いた卓球講習会が9日、三重県津市新町の津高校であり、ともに世界選手権出場の実績がある芝田沙季(26)=千葉県出身、ミキハウス=、佐藤瞳(26)=北海道出身、ミキハウス=両選手が県内高校生らを指導した。
両選手はデモンストレーションの後、高校生の相談を直接受けて実践を交えて指導した。津高2年の西田連太朗さん(17)は「チキータ(バックハンドの攻撃的打法)の時のフリーハンドの使い方を聞いた。助言を生かして返球を安定させたい」と話した。
津高校の卓球部関係者が、世界の技術に触れ、卓球の魅力を知ってもらおうと昨年から開いている。今年は同校はじめ北勢から中南勢の高校に通う約80人が参加した。
津高校卓球部OGで春から三重大で看護を学ぶ予定の松田星璃来さん(18)は「講習会で教えてもらった上回転のサーブが自分の武器になった。高校から始めた卓球だが大学でも続けられるのであれば続けていきたい」と話した。