【亀山】三重県の亀山市は9日、同市若山町の市青少年研修センターで、「かめやま健康都市大学第1期修了式」を開き、受講生延べ211人のうち、170人が修了証書を手にした。
同大学は、鈴鹿医療科学大学の豊田長康学長を学長に令和5年10月開校。市民らを対象に、「健康」「食」「運動A」「同B」の4コースに、市の文化大使や大学教授らが講師を務め、いずれも3回の講座を開いた。
修了式では、豊田学長が4コース受講者の代表4人に修了証書を手渡した。
櫻井義之市長は「第1期生として修了された皆さん、おめでとうございます」とし、「健康に対する意識を再認識し、ますます元気に充実した日々を過ごし、豊かな人生につなげてください」とあいさつした。
健康コースを受講した大沢章さん(76)=同市御幸町=は「日々の食事、睡眠、適度な運動が、健康寿命につながることを学んだ。実践して継続することが大切だと最確認した」と話した。
修了証書授与の後、豊田学長が、「しぶとく生きて死ぬときは安らかに」と題して記念講演を行った。
市は第2期生の募集を、5月に予定している。問い合わせは市健康都市推進グループ=電話0595(98)5001=へ。