【亀山】三重県の亀山市消防本部は9日、同市野村4丁目の消防庁舎で、「令和5年度亀山市少年消防クラブ修了証書授与式」を開き、同クラブ会長の豊田達也消防部長がクラブ員20人に修了証書を手渡した。
同クラブは平成24年発足。小学4―6年生児童を対象に、消防、防災に関する知識や体験を通じて、将来の地域防災の担い手の育成を図るのが目的。
本年度は、クラブ員20人が、着衣泳や防災キャンプ、救急講習のほか、救助体験や防災ヘリの見学などをした。
豊田会長は「皆さんがこの1年間学んだことを、家庭での防災力を高めるきっかけにして、将来、地域防災の担い手として活躍することを期待している」とあいさつした。
1年間リーダーを務めた、小学6年生の西川舞香さん(12)は「皆で1泊した防災キャンプが楽しかった。体験や講習で学んだことを、今後に生かしたい」と話していた。