鈴鹿医療科学大で620人が卒業 白子キャンパスで学位授与式 三重

【卒業生を代表し謝辞を読む亀井さん=鈴鹿市南玉垣町の鈴鹿医療科学大学白子キャンパスで】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市の鈴鹿医療科学大学(豊田長康学長)は8日、同市南玉垣町の白子キャンパスで学位授与式を開き、2研究科の大学院生18人と、4学部9学科の学部生602人が卒業した。

卒業生全員の名前が読み上げられ、豊田学長が各学科、専攻の代表にそれぞれ学位記を手渡した。

豊田学長は「知性と人間性を兼ね備えた医療・福祉スペシャリストとして、『科学技術の進歩を真に、人類の福祉と健康の向上に役立たせる』人財として、立派に活躍されることを心から期待する」と式辞を述べた。

卒業生を代表し、保健衛生学部医療栄養学科管理栄養学専攻の亀井萌香さん(22)が「より広い視野を得てさまざまな問題に対する最善策を精査する経験を培うことができた。これからの社会に貢献できるよう、たゆまぬ努力を積み重ねていきたい」と謝辞を述べた。