卒園前にイチゴ狩り 四日市の農園で水沢保育園児ら 三重

【卒園記念のイチゴ狩り体験を楽しむ園児ら=四日市市水沢町の「チャットベリー」で】

【四日市】三重県四日市市水沢町のいちご農園「Chat Berry(チャットベリー)」(安田圭吾代表)は6日、同町の水沢保育園の卒園式を前に、卒園児12人を招いてイチゴ狩り体験会を開いた。

卒園児らは、安田代表から「卒園おめでとう。今日はイチゴをたくさん食べてね」とあいさつを受け、大きな声で「ありがとう」と応えていた。イチゴの茎をはさみで切る要領を教わり、真っ赤に色づいた大粒のイチゴを見つけては摘んでお皿に入れ、通路の椅子に腰かけて口いっぱいに頬張っていた。

大粒で甘い品種の「章姫(あきひめ)」をはじめ、「かおり野」「おいCベリー」など7品種の食べ比べも体験し、「いい香り」「これが一番甘い」などと感想を言い合っていた。

同保育園の真昌淳心園長(64)は「イチゴが大好きな子ばかりで、この日を楽しみにしていました。思い出に残る貴重な体験になります」、安田代表(33)は「4年前の開園当初から地元園児を招待したかったが、コロナが落ち着いてようやく実現できた。今後も継続したい」と、それぞれ話していた。

イチゴ摘みは5月7日まで、1日5回各回3組限定で要予約。直売は1パック700円から。予約、問い合わせは同園=電話080(7021)5518=へ。