【多気郡】三重県の明和町は5日、令和6年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度比10・9%増の130億9800万円。世古口哲哉町長の死去に伴う町長選(19日告示、24日投開票)を控え、骨格予算として編成した。
予算規模は、明和北小学校建設に29億円計上した他、社会保障経費の増額や物価高騰の経費増などのため2年連続で過去最大となった。
歳入は町税25億2286万円(前年度比4・0%減)、地方交付税25億5千万円(6・3%増)、国庫支出金20億4341万円(33・1%増)。町債は24・1%増の21億5170万円。
新規事業は、自治会活動奨励金(288万円)▽指定特定相談支援等体制強化補助(106万円)▽1カ月検診受診補助(68万円)▽水産多面活動費補助(48万円)▽道路等包括的民間委託料(4400万円)。
主な事業は、デマンド交通運行(3460万円)▽緊急自然災害防止対策事業(5623万円)▽社会資本整備総合交付金事業(9600万円)▽総合体育館長寿命化改修工事(1億8350万円)。