伊勢新聞

新型コロナ4週連続で減少 三重県内、先週の感染状況

三重県は5日、先週(先月26日―今月3日)の新型コロナウイルス感染状況を公表した。一医療機関あたりの新規感染者は平均6・99人で、前週から16%の減少。四週連続で減少した。

県によると、一日あたりの新規感染者は前週比100人減の450人と推計される。一般病床と専用病床の入院者を合計した「在院者」は、前週同一曜日比74人増の354人。重症者は4人減の3人となった。

保健所管内別の一医療機関あたり新規感染者数は、桑名13・6人▽四日市4・9人▽鈴鹿7・1人▽津6・91人▽松阪4・25人▽伊勢6・82人▽伊賀5・75人▽尾鷲5・5人▽熊野2・5人―となった。

県感染症情報・検査プロジェクトチームは「新規感染者の減少局面が続き、感染拡大のピークは過ぎたと考えられる」としつつ「実数としては、まだ少し多い。引き続き基本的な対策を取ってもらいたい」としている。