「魚の道」歩こう 来月6、7日 大紀町から橿原神宮目指す2コース 参加者募集

【「『魚の道』マラニック」のチラシ】

【度会郡】かつて三重県大紀町錦から大和(奈良県)へ塩や魚などの海産物を運んだ道「魚(いよ)の道」を歩くイベント「『魚の道』マラニック」が4月6、7日に開かれる。

同町の地域おこしグループ「戸畔(とべ)の会」は、行商の道である魚の道(約100キロ)が神武天皇東征の道に重なるのではと考えて検証するイベントを行い、冊子を作成。現在は途絶えている魚の道を復活させ、歴史や文化を伝えるとともに自然に親しみながらリフレッシュしてもらおうとマラニックを企画し、実行委員会を立ち上げた。

健脚コースは6日に同町錦を出発し、松阪市飯高町の宿泊施設まで約55キロを歩く。7日は宿泊施設から約50キロ歩いて奈良県の橿原神宮を目指す。参加費は5千円(宿泊費が別途必要)、募集人数は20人。

てくてくコースは6日に同町崎の伊勢柏崎駅をスタートし、約11キロ歩いて大台町の奥伊勢フォレストピアに到着。7日は奈良県宇陀市の道の駅「宇陀路大宇陀」からゴールの橿原神宮まで約20キロを歩く。2日間とも各自スタート場所へ集合する。参加費は1日2千円、募集人数は50人。申し込みは22日まで。

問い合わせは実行委(戸畔の会・西村元美代表)=電話090(6085)6744=へ。