御在所岳山上で校歌 神前小児童、5年ぶり元気いっぱいに 歌詞にロープウエー

【校歌を歌う神前小学校の児童ら=菰野町の御在所岳で】

【三重郡】三重県四日市市立神前小学校の5年生30人が4日、菰野町の御在所岳(1212㍍)やロープウエーが歌詞に登場する校歌を、同岳の山上公園で歌った。

御在所ロープウエイが、児童たちを山上に招いた。校歌の四番で「夢のゴンドラ 陽をあびて 世界で一の ロープがはしる」と歌われることから、平成19年から毎年、招待するように。コロナの影響で中断していたが、5年ぶりに再開した。

山上は真っ白な雪に包まれ、冷たい風が吹く中、児童たちは元気いっぱいに歌った。この日は運良く樹氷が見られ、そり遊びも楽しんだ。下村健太君(11)は「歌詞にロープウエーが出てくる校歌が大好き。山の上で、みんなと歌えてうれしい」と笑顔で話した。

児童から「夢のゴンドラ」をテーマに描いた絵が、同社に贈られた。作品は、ふもとの駅舎内の通路に4月7日まで展示する予定という。