亀山で手作り3人展 ブローチや帽子、バッグなど300点

【3人3様の手作り作品が並ぶ会場=亀山市御幸町の三重茶農協直売所「ギャラリー茶気茶気」で】

【亀山】手芸仲間の三重県四日市市の岡本三重子さん(94)と津市の杉野よう子さん(73)、松阪市の東山修子さん(68)の3人の「手づくり三人展」が四日、亀山市御幸町のJR亀山駅前の三重茶農協直売所「ギャラリー茶気茶気」で始まった。8日まで。午前10時―午後3時。

同展は、同所で平成23年から毎年、3、6、11月に開いている。

岡本さんは、生の草花を拓本技法で施した、いずれも樹脂製のブローチやペンダント、アジサイとシダの花の絵画を、杉野さんは手縫いの革製バッグや財布、東山さんは綿や麻の和柄の帽子や洋服など3人3様、春にちなんだ手作り作品計約300点を並べた。

鈴鹿市から昨年に続き訪れた73歳の女性は「気に入った帽子を探しに来ました」と作品を手に取り、見入っていた。岡本さんは「お茶の香りのする空間に足を運んでいただき、気に入った品物があれば、ぜひ購入を」と話していた。