松阪市へ100万円寄付 竹輝銅庵の竹本館長、児童福祉、障害者福祉に 三重

【目録と竹製品を示す竹本氏(右)と竹上市長=松阪市役所で】

【松阪】三重県松阪市駅部田町のまちかど博物館兼喫茶店「竹輝銅庵」の竹本博志館長(73)は1日、同市役所で竹上真人市長と面会し、児童福祉、障害者福祉へそれぞれ50万円を寄付した。

昨年は同市社会福祉協議会へ玄米240キロを寄贈し、生活困窮者や子ども食堂に届けた。

竹本氏は「私たち団塊世代が75歳以上となる2025年が迫り、団塊ジュニア世代も50代の高齢期に入る。少子化や医療、介護で大変になる。社会保障制度を見直し、合意形成すべき」とあいさつ。

また竹本氏は「駅鈴で結ぶ松阪市・浜田市・隠岐の島町友好の会」の顧問を務めているため、「駅鈴友好の会」と彫り込んだ文字を浮き上がらせ、松阪駅前のモニュメントになっている駅鈴を取り付けた竹の置物などもプレゼント。竹上市長から感謝状を受け取った。