三重県内の経済団体などでつくる「21世紀のエネルギーを考える会・みえ」(小林長久会長)は28日、大台町菅合の中部電力三瀬谷ダム・発電所などで「E&Eフォーラム」の現地研修会と修了式を開いた。
フォーラムは平成28年度から、エネルギーや環境問題を自らの問題として考え行動する人の輪を広げようと経済、労働、女性団体などの会員を対象に実施している。
第8期となる今期は昨年7月から始まり、有識者を講師に迎えた全4回の講座や発電所での現地研修などを開いてきた。
最後のプログラムとなるこの日は14人が参加。中部電力三瀬谷ダム・発電所で水力発電設備を見学した後、奥伊勢フォレストピアに移動。グループディスカッションでフォーラムでの学びを振り返った後、修了式を開催した。
受講生は「これまでエネルギーに関心がなかったが、現地視察で実際自分の目で確かめることで考え方が変わってきた。エネルギー問題について考えるきっかけになり有意義だった」などと感想を話し、奈須庄平事務総長から修了証と記念品を受け取った。