【伊勢】三重県伊勢市の伊勢神宮内宮前のおかげ横丁で、ひな祭りに合わせた催しが開かれている。ひな人形の展示やおひな様にちなんだ体験などがあり、来場者を楽しませている。3月3日まで。
大黒ホールでは、県内の旧家に伝わる豪華なひな飾りやつるし雛(びな)、伊勢に伝わる紙で包んだ米粒を顔に見立てた2センチほどの紙雛「伊勢小米雛」などを展示。子どもたちが華やかな衣装を着けて写真撮影できる「お雛さまに大変身」のコーナーでは、家族連れが子どもの愛らしい姿を写真に収めていた。
別会場では、東海3県で活動する伝統工芸の女性職人9人グループ「凛九(りんく)」が、桃の節句にちなんだ伊勢根付や一刀彫り、伊勢型紙などの作品を展示販売。そのほか、畳のヘリを使ったひな飾り作り、ネコをモチーフにしたひな人形の絵付けの体験なども楽しめる。
問い合わせはおかげ横丁=電話0596(23)8838=へ。