三重県は27日、先週（19―25日）の新型コロナウイルス感染状況を公表した。１医療機関あたりの新規感染者は平均８・35人で、前週から20％の減少。３週連続で減少し、６週間ぶりに10人を下回った。
県によると、１日あたり新規感染者は前週比100人減の550人と推計される。一般病床と専用病床の入院者を合計した「在院者」は、前週同一曜日比60人減の280人。重症者は６人増の７人となった。
保健所管内別の一医療機関あたり新規感染者数は、桑名17・５人▽四日市３・９人▽鈴鹿７・９人▽津７・82人▽松阪５・13人▽伊勢８・18人▽伊賀７・88人▽尾鷲７・５人▽熊野６・５人―となっている。
県感染症情報・検査プロジェクトチームは「新規感染者数は減少局面に入ったと考えられる」としつつ「まだ実数として少ないとは言えない。引き続き感染防止対策を徹底してもらいたい」としている。