【亀山】「東海道のおひなさま亀山宿・関宿」(同実行委員会主催・伊藤千恵委員長)の開催期間(3月3日まで)に合わせて25日、三重県亀山市関町新所の関まちなみ文化センターで「つるし飾り製作体験」が催され、市民ら25人が参加した。
同体験は、つるしびな教室を開いている伊藤委員長が代表の「喜楽会」の伊藤代表ら3人が指導した。参加者らは子宝や安産を願う「さるぼぼ」や五穀豊穣(ほうじょう)を願う「俵ねずみ」などのつるし飾りの中から、女の子が愛らしく成長することを願う「蝶々」を着物の古布を使って製作した。
菰野町の49歳の女性は「針を持つのは小学生以来で、半返しやまつり縫いに苦戦した」とし、「この後、関宿街道沿いに展示されているひな人形巡りを楽しみます」と話していた。
喜楽会は、一年を通じて時季のつるしびなを、JR関駅の待合室に展示している。