国道25号道路改良工事完成 亀山市加太地内、26日から供用開始 三重

【道路改良工事が完成した国道25号=亀山市加太で】

【亀山】三重県鈴鹿建設事務所が令和2年度に着工した、一般国道25号の亀山市加太板屋―加太北在家間(780メートル)の道路改良工事がこのほど完成し、26日から供用を開始する。

同区間はこれまで、幅員約3メートルで、並走する名阪国道に事故や悪天候による通行止め、渋滞が発生すると、多くの車両が25号に迂回(うかい)し、地域住民の通行に支障を来していた。

完成した道路は、片側一車線で幅員7メートル。地元住民の70代男性は「大型車両が通るたびに危険を感じていた。ようやく道幅が広くなり、安心して走行できる」、市土木課職員は「これまで地域の人たちに迷惑をかけてきた道路が、安全で安心な走行ができる道路として利用できることになった」と話していた。