【桑名】三重県桑名市立星見ケ丘小学校の2年生38人が21日、校内で豆腐作りに挑戦した。PTA主催の行事で、保護者と一緒に作った。
豆腐作りは、地元の農業者などでつくる「水と緑と土のふれあいファーマーズ」(伊藤千佳子代表)のメンバー5人が教えた。昨年6月、同市星川の畑に児童が種をまき、ファーマーズのメンバーが育てた大豆を使った。
児童たちは一晩水に漬けてふやかした大豆をミキサーで細かくし、鍋で煮た。豆乳とおからに分けた後、豆乳ににがりを加え、半分を牛乳パックを再利用した型に入れて固めた。もう半分は寄せ豆腐にした。
出来上がると、2種類の豆腐の食べ比べをした。寄せ豆腐を食べた男児は「ふわふわしていて、おいしい」と笑顔で話した。