伊勢新聞

園児ら和太鼓楽しむ 亀山の関認定こども園で鑑賞会 三重

【手にバチを持ち太鼓を叩く園児ら=亀山市関町木崎の関認定こども園「アスレ」で】

【亀山】三重県亀山市関町木崎の関認定こども園「アスレ」(河戸知美園長、園児160人)は20日、「和太鼓に触れて楽しもう」と題して、「和太鼓観賞会」を開いた。

【和太鼓の演奏を披露する「あずま太鼓」の皆さん=亀山市関町木崎の関認定こども園「アスレ」で】

同園保護者会「アスレの会」の山中健司会長(44)の義父が、和太鼓団体「あずま太鼓」(東克利会長)の一員として活動していることから、園児らに間近で和太鼓の迫力ある響きなどを体感してもらおうと、山中会長が同園とあずま太鼓の橋渡しをした。

あずま太鼓は、平成元年4月に結成。県北中部を中心に、大四日市まつりや湯の山の「僧兵まつり」、多度町の「ちょうちん祭り」などのイベント出演のほか、福祉施設に慰問して、和太鼓を披露している。

東会長(79)ら会員5人は、園児と保護者らの前で、風馬の太鼓やキラキラドンドン、祝い太鼓や流星など12曲を披露した。園児らは、太鼓の音に合わせて、手拍子や大きな音に手で耳をふさぐ園児もいた。また、3―5歳園児計105人が、手にバチを持ち、太鼓をたたく体験もあった。

東会長は「園児の反応もよく、楽しんでいただいた。太鼓もじょうずにたたいていました」と目を細めていた。