三重県議会は20日の本会議で、波切漁港で小魚が大量死した問題に対処する費用などとして、一般会計に約2億4500万円を追加する本年度の2月補正予算を全会一致で可決した。
県によると、可決した補正予算では、波切漁港の海水をポンプで外海に排出する費用として5400万円を計上。能登半島地震の被災地に送った物資の補充に1億5600万円を充てる。
中小企業の賃上げを支援する費用などとして106億2100万円を追加する一般会計補正予算などの2議案は29日に採決する。来年度当初予算など57議案は来月22日に採決される。