新型コロナ、2週連続で減少 先週の三重県内感染状況

三重県は20日、先週(12―18日)の新型コロナウイルス感染状況を公表した。1医療機関あたりの新規感染者は平均10・46人で、前週から35%(5・58人)の減少。2週連続で減少している。

県によると、1日あたりの新規感染者は、前週比350人減の650人と推計される。一般病床と専用病床の入院者を合計した「在院者」は前週同一曜日比33人減の340人。重症者は1人となっている。

保健所管内別の1医療機関あたり新規感染者数は、桑名21・3人▽四日市8・1人▽鈴鹿10・6人▽津9・18人▽松阪6人▽伊勢10・18人▽伊賀8・75人▽尾鷲7人▽熊野4人―となった。

県感染症情報・検査プロジェクトチームは「新規感染者は2週連続で減少し、減少率も高い」としつつ「新規感染者数は引き続き多い。減少に転じたかどうかは、もう少し状況を注視した上で判断したい」としている。