【亀山】三重県の亀山市は17日、同市加太梶ケ坂の森林公園「やまびこ」で、第19回「植樹祭」を開き、櫻井義之市長や四日市農林事務所の杉野成生森林・林業室長のほか、加太みどりの少年隊員ら関係者計約30人が参加した。
植樹祭は、緑豊かな環境づくりと市民の緑化意識の向上が目的。平成17年の旧亀山市と旧関町の新市合併を機に、市内11小学校区を順番に毎年、公共施設内に植樹している。昨年は、関町新所の観音山公園で実施した。
櫻井市長は「亀山の全体面積のうち63%が森林。平成23年に開園した『やまびこ』は、豊かな自然に触れる場として、市民に親しまれている」とし、「自らの手で苗木を植え、育んでいただくことが、森林への関心を深めるとともに、緑を愛する心をさらに育む一助になる」とあいさつした。
参加者らはスコップを手に、高さ約2メートルのソメイヨシノ4本と、高さ約50センチのシャクナゲ20本の苗木を植えた。