趣味の作品で「人生謳歌」 四日市で熟年「31期会」展示

【会員らの1年間の成果が並ぶ会場=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】三重県の四日市市民大学熟年クラスを修了した31期会(所卓男会長)は17日、同市安島の市文化会館第3展示室で「第7回作品展」を開いた。会員31人と講師2人による俳句、俳画、銅板工芸、水墨画の4部門と自由作品合わせて約100点を展示している。18日まで。

長年連れ添った夫婦の心を詠んだ自作句にツバキの花を添えた俳画、細密に刻んだ銅板工芸作品「松本城」や「帆船」、墨の濃淡で生き生きと表現した水墨画「那智の滝」などが並ぶ。アートフラワーや手芸作品、「四神と観音様」と題した水彩画掛け軸などの趣味作品も展示している。

ウオーキングやグラウンドゴルフ大会など、会員らの活動を紹介する会報展示や、会員有志による、旧東海道の県内7つの宿場を踏破した記録も並べている。所会長(81)は「『人生謳歌(おうか)』を生活目標に、楽しみながら創作した成果を多くの方々に見ていただきたい」と話していた。