【いなべ】三重県いなべ市北勢町阿下喜で17日、町をひな飾りで彩る恒例の「あげきのおひなさん」が始まった。3月3日まで。
商店や民家、寺社など69カ所にひな人形が飾られ、訪れた人たちが街歩きを楽しんでいる。
メイン会場の阿下喜会館でひときわ目を引くのが、ピラミッド形の10段飾り。昭和の時代の御殿飾りもあり、阿下喜小学校やほくせい保育園の児童、園児が作った工作も並ぶ。
実行委員会と阿下喜まちなか発展会が開く。今年は地元の青年団が、運搬や催しの開催を知らせるのぼり旗の設置にも協力した。
まちなか発展会の松本耕太副会長(35)は「たくさんの人の協力があって、継続して開催できたと思う。ぜひ、見に来てほしい」と話した。