伊勢新聞

10月19日に「関西三重県人の集い」 新年度事業計画を承認

【あいさつする村田会長=大阪市天王寺区のシェラトン都ホテル大阪で】

関西大阪三重県人会(会長・村田吉優サイネックス社長)は15日夜、大阪市天王寺区のシェラトン都ホテル大阪で顧問・役員会議を開き、10月19日にシェラトン都ホテル大阪で「関西三重県人の集い」を開催することなどを盛り込んだ令和6年度事業計画案や収支計画案などを承認した。

村田会長はあいさつで、昨年5年ぶりの開催となった「関西三重県人の集い」について触れ、「コロナ明けだったが、320人もの参加があった。ことしはそれ以上の大会にできるよう力添えをお願いしたい」と協力を呼びかけた。

三重県から令和6年度事業についての説明があり、廣田恵子副知事が移住促進の取り組みや大阪・関西万博に向けたプロモーション戦略など関西地区に関連する施策を中心に紹介した。県関西事務所が4月から政策企画部の所管に変更されることにも触れ、「農林水産や観光プロモーションなど司令塔になりながら全部を統括するような部局に位置づいていた方がいい」と意図を説明し、「関西への期待も大きい」と話した。

また今年で芸歴30年を迎える落語家・林家菊丸さんへの表彰も行われ、村田会長が「全国6会場で記念公演が行われるので、ぜひ全会場を見に行ってほしい」と会場に呼びかけ、伊賀くみひもで作られた羽織紐を菊丸さんに手渡した。

菊丸さんは「芸事をやるということこそが三重県人の誇りだと思う。こつこつ芸能に励むことにまい進していきたい」と喜んだ。

【羽織紐を手にする林家菊丸さん(左)と村田会長】