伊勢新聞

早咲きの梅が満開 津「かざはやの里」 三重

【満開を迎えた早咲きの梅=津市戸木町のかざはやの里で】

【津】花の名所で知られる三重県津市戸木町の花園「かざはやの里」で、早咲きの梅が早くも満開を迎えた。今年は開花から満開までが例年にない短さで、今月10日に予定していた開園を3日繰り上げた。梅の期間(3月17日まで)は入園料800―千円(開花状況により変動する)。午前8時―午後5時。年中無休。

同園は6万8千平方メートルの広大な敷地に梅、フジ、アジサイが植えられている。運営する社会福祉法人の就労支援施設利用者が施肥や剪定(せんてい)をしており入園料は工賃に充てられている。

梅のエリアは約2万平方メートルで65品種565本の立ち梅やしだれ梅がある。同園によるとことしは1月20日頃に咲き始め、今月上旬の暖かさで早咲きの「日光梅」や「八重野梅」などの開花が一気に進んだ。しだれ梅も開花が始まり園内は甘い香りが漂う。

担当者は「暖かい日が続くと遅咲きも一気に咲くと思うので多くの人に来てほしい」と話している。問い合わせは同花園=電話059(255)5755=へ。