【伊勢】伊勢神宮(三重県伊勢市)の次期式年遷宮に関連する民俗行事「お木曳」に向け、伊勢御遷宮委員会はこのほど、「次期神宮式年遷宮用材奉曳本部・奉曳団連合会結成準備委員会」を設置した。準備委員会を設けるのは初めて。
お木曳は、遷宮のための御用材を神域に運び入れる伊勢の民俗行事。前例に倣うと令和8、9年に予定されている。
準備委員会はお木曳に向けて市民らの機運を高め、奉曳団の結成や準備などを促して補助する組織として設置。伊勢市や伊勢商工会議所などの関係者ら10人で構成し、会長を福井敏人副市長、委員長を商工会議所の濱田典保副会頭が務める。
伊勢御遷宮委員会によると、今後はお木曳行事を遂行する「奉曳本部」と「奉曳団連合会」を来年2月11日に結成する予定で、官民一体となって準備を進めていく。