【津】三重県津市東丸之内の岩田川久画廊(藤田昌久代表)は8日、同所で「岩田川・里山風景展」を開いた。市内の60―90代の作家や愛好家17人が制作した絵画▽写真▽映像―計28点を展示している。12日まで。入場無料。
同画廊は平成8年以来毎年津の風景からテーマを絞って作品を募集している。
橋向こうに上がる花火が華やかに川面に映る「津花火観音橋」、線路脇にススキが揺れる「里山 伊勢奥津」などの絵画や、倒木とシカをとらえた写真「今の里山風景」、陽光に映える川べりの桜を撮影した映像作品などがある。
藤田代表(68)は「地元のいいロケーションを描こうと画廊をオープンしてすぐに始まった企画。『こういう場所があったんだ』と気づいてもらえたら」と話した。