三重県は５日、優れた働き方改革を実践する企業として、４社を表彰した。また、環境への配慮などで持続性可能性の高い企業をたたえる「三重のサステナブル経営アワード」で５社を表彰した。
働き方改革では、山下組（志摩市）▽百五銀行（津市）▽東海住電精密（菰野町）▽中部電力パワーグリッド三重支社（津市）―を表彰。最高位の「ベストプラクティス賞」には、山下組を選んだ。
三重のサステナブル経営アワードは、伊勢志摩リゾートマネジメント（志摩市）▽久志本組（四日市市）▽光精工（桑名市）▽山下組（志摩市）▽和光紙器（鈴鹿市）―が受賞した。
働き方改革の表彰は平成29年度から実施。受賞者は「みえの働き方改革推進企業」から審査で選ばれ、今回を含めて延べ31社に。アワードは昨年度から実施し、受賞は13社となった。
この日、県庁で表彰式があった。受賞者が一見勝之知事から表彰状を受け取った後にあいさつ。「これまでの取り組みが受賞につながった」「今後も人が集まる会社づくりに努めたい」と語った。
一見知事は「皆さんは従業員を大切にしている企業。従業員が満足感を持って働ける企業でなければ存続できない時代になると思う。受賞を誇りとし、良い経営を続けてほしい」と激励した。