【亀山】三重県亀山市両尾町の市立野登小学校(石橋明校長)で2日、3月に卒業する6年生8人を対象に「交通安全教室」があった。
同教室は、中学に進学する6年生はほぼ全員、自転車通学をすることから、交通ルールを守り、安全で正しい自転車の乗り方を学ぶのが目的。亀山署川崎駐在所勤務の笹之内潤一警部補(60)と野登駐在所の古市大値巡査長(39)が指導し、亀山地区交通安全協会が協力した。
6年生は、同校体育館に設置した仮設道路を使い、ヘルメットを着用し、自転車に乗り道路横断や左側走行など実践した。櫻木瑛太君(12)は「自転車に乗る時は、必ずヘルメットをかぶりルールを守って安全走行をします」と話した。
笹之内警部補は「どのような危険性があるのかを考えながら、自転車に乗って」とし、「自分の命は自分で守る気持ちを忘れないで」と呼びかけた。
石橋校長は「学校でも児童らに交通安全指導をしているが、このような教室を開いていただけることはありがたい」と見守っていた。