伊勢新聞

人権擁護委員、功績たたえる 鈴鹿の尾内さんに法相感謝状

【末松市長(左)から感謝状の伝達を受ける尾内さん=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】令和5年12月31日に人権擁護委員を退任した三重県鈴鹿市庄野羽山4丁目の元中学校長、尾内敏さん(69)は29日、鈴鹿市役所で、人権啓発への功績をたたえる法務大臣からの感謝状を末松則子市長から受け取った。

長年教職員を務め、市立大木中や平田野中校長を歴任した尾内さんは、平成30年1月から2期6年にわたって人権擁護委員として人権相談を受けたり、子どもたちへの人権授業を通じた啓発活動に取り組んできた。

この日の感謝状伝達式では、末松市長が「人権擁護という極めて重要な行政課題に取り組んでいただき感謝している」と謝辞を述べ、法務大臣からの感謝状を尾内さんに手渡した。

感謝状を受け取った尾内さんは「市が目指す『人権尊重都市』の実現に向けて貢献できたことをありがたく思う。今後もできることをやっていく」と抱負を述べた。