三重県教委は29日、県立高校の前期選抜志願状況を発表した。全日制の倍率は2・09倍。前年度比で0・02ポイント上昇した。試験は2月5、6両日に実施し、同15日に合格内定を通知する。
県教委によると、全日制の志願倍率が上昇するのは2年ぶり。48校の109学科・コースで前年度比80人減の3367人を募集し、前年度より70人少ない7049人が志願した。
学科・コース別で志願倍率が最も高いのは松阪の理数で4・78倍。稲生の普通(3・75倍)や、上野の理数(3・7倍)が続いた。最も低いのは南伊勢の普通で0・45倍だった。
定時制の倍率は0・11ポイント増の1・39倍。前年度と同じ5校12学科で216人を募集し、前年度より24人多い301人が志願した。通信制の倍率は0・02ポイント減の0・83倍だった。