男子決勝は序盤こそ一進一退の攻防となったが多彩な得点パターンを持つヴィアティン三重が徐々に白子中を突き放した。絶対的な柱がいない代わりに「全員ががむしゃらに頑張れるチーム」(吉原監督)。得点源の1人の小林主将が腰痛でフル参戦できなくても、センターの山本、ポストの伊藤らの活躍で2連覇を達成し選手層の厚さを見せつけた。
女子決勝でヴィアティン三重は白子中を攻守で圧倒。試合開始直後の9連続得点で試合の主導権を握ると、粘り強く相手にプレッシャーをかけてボールを奪い、速攻につなげた。正確なパス回しのほか、11得点で自ら攻撃の柱になったセンターの橋本主将は「全国大会の目標は日本一。優勝してうれし涙を流したい」と話した。