伊勢新聞

エッグアートサロン10周年 四日市で記念作品展

【エッグアート作品を紹介する山本さん(左)=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】三重県四日市市滝川町の「川原町エッグアートサロン」を主宰するエッグアート講師山本香代さん(53)は20日、同市安島の市文化会館で、「10周年記念作品展」を開いた。自身と教え子10人の作品150点余を展示している。21日まで。

エッグアートは、ダチョウやガチョウ、エミュー、ニワトリ、ウズラなど大小の鳥の卵殻(らんかく)を使い、電動カッターでカットしてラインストーンやビーズ、花やチョウの装飾を施した欧州発祥の伝統クラフト。

繊細なカットとラインストーンやビーズ、パールなどのきらびやかな装飾で表現した、令和5年度「21世紀アートボーダーレス展」入選作「光り輝く未来」をはじめ、卵殻にインクアートを施した額装、ウズラの卵殻にラインストーンなどを巻き付けた華やかなペンダントなどが並ぶ。

山本さんは「サロン開設から10年の節目を迎えられて感謝。生徒それぞれが自由な発想で創作を楽しんでいます。エッグアートの魅力を広く発信していきたい」と話していた。