三重県産品を使った新商品、セブンイレブンが23日から販売 東海3県で

【県産食材を使用した新商品=県庁で】

コンビニ大手「セブン―イレブン・ジャパン」(東京都)は23日から、三重県産食材を使用したり、県内のラーメン店が監修したりした新商品を、東海3県の約1400店舗で販売する。

同社によると、新商品は、答志島産シラスや松阪牛のおにぎりなど。県産のネギを使った「牛すき&鶏のねぎ塩焼五目ごはん弁当」や、答志島産のメカブを使ったサラダも販売する。

スイーツは、県産の伊勢抹茶を使った「もこ」と、鈴鹿産のかぶせ茶を使ったクリーム大福の2品。四日市市のラーメン店「鉢ノ葦葉」が監修した「塩わんたん麺」も販売する。

地産地消の推進を目的とした「三重地物一番フェア」と銘打って販売。31日までの売り上げから、1点につき1円を農林水産業の振興などに向けた県の事業に寄付する。

同社と県は平成24年6月、地産地消を目的とした商品の開発や健康増進などに関する包括協定を締結した。県産食材を使った新商品を販売するのは、令和4年7月以来となる。

この日、同社の担当者が県庁で新商品を発表。オペレーション本部の金城知秀・東海ゾーンマネジャーは「優良な県産食材を多く使い、自信のある商品に仕上がった」とアピールした。

メカブのサラダを試食した一見勝之知事は「歯ごたえが良く、とても新鮮」と絶賛。「三重の食材は良い物ばかり。今後は首都圏などでも販売してもらいたい」と呼びかけた。