創作体験やステージ発表 津・久居地域「新春祭」に750人 三重

【押し花を体験する来場者ら=津市久居東鷹跡町の久居アルスプラザで】

【津】三重県津市久居地域の文化活動を紹介する「新春祭」(四季の彩り祭り実行委員会主催)が14日、同市久居東鷹跡町の久居アルスプラザであった。創作体験やステージ発表などに約750人(主催者発表)が訪れた。

地域の文化振興を図ろうと冬と夏の年2回開催し26回目。久居文化協会の会員ら実行委員会8団体と公募で呼びかけた一般のグループが参加した。

生け花、押し花、アートフラワー、創作折り紙など計約100点を展示。各団体の体験は年代を問わず人気で、来場者ははがき大のカードに色とりどりの押し花をあしらったり裏千家の茶席を楽しんだりした。ステージではフラダンスや三味線などのグループが65の演目を披露した。

家族で訪れた同市久居射場町の瀬古敬子さん(46)は「フラダンスを見たくて来た。見たことのないおもちゃで一緒に遊べるのも楽しい」と話した。

小嶋みゆき実行委員長(65)は「小さな方からお年寄りまで楽しんで来ていただいている。できる限り続けたい」と述べた。