四郷高生の美術・書道作品150点余 四日市で芸術コース発表会 三重

【書道・美術コース生徒らの作品が並ぶ会場=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】三重県四日市市八王子町の県立四日市四郷高校(原泰孝校長)は13日、同市安島の市文化会館第一展示室で、第33回「四日市四郷高校芸術コース発表会」を開いた。美術と書道を選択する生徒46人の水・油彩、アクリル画や、軸装、パネル作品など合わせて153点を展示している。14日まで。

美術コース2年生は、夏の花火や秋の紅葉など、季節をテーマにそれぞれ3点ずつ描いたアクリル画などを、3年生は、自由なテーマで描いた卒業制作の油彩画や牛頭骨をモチーフにした静物画などを並べている。

書道コース2年生は、行書体で表現した古典臨書や一文字に思いを添えた漢字仮名交じりの色紙などを、3年生は、隷書体でしたためた軸装「臨 曹全碑」や創作書などを出品している。

美術担当の忠海朱夏教諭(30)は「美術も書道も、生徒それぞれが熱心に取り組んだ成果を多くの方々に見ていただきたい」と話していた。