伊勢新聞

新型コロナ、前週の1・18倍 三重県内感染状況、7週連続で増加

三重県は10日、先週(1―7日)の新型コロナウイルス感染状況を公表した。県内の新規感染者数は1医療機関あたり平均6・81人で、前週の1・18倍。7週連続で増加した。

1日あたりの感染者は、前週比で50人多い450人と推計される。1医療機関あたりの感染者は前週(先月25―31日)の時点で13週ぶりに5人を超えていた。

県によると、確保病床の入院者と一般病床の入院者を合わせた在院者数は前週同一曜日比21人増の191人。6週連続で増加している。重症者は1人減の1人となっている。

保健所管内別の1医療機関あたり感染者数は、桑名17・1人▽四日市3・9人▽鈴鹿7・8人▽津6・91人▽松阪2人▽伊勢6・09人▽伊賀3人▽尾鷲6・5人▽熊野3人―となった。

県の感染症・情報プロジェクトチームは「感染者は昨年の年始と比べて少なくなった」としつつ「当時とは異なり、今年は年始も増加が続いている。今後の状況を注視する必要がある」としている。