【松阪】三重県松阪市飯高町宮前の書道教室「華翠(かすい)」の作品展「嘉辰令月」がこのほど、同所の道の駅「飯高駅」交流館展示スペースで始まった。会期は30日まで。午前10時―午後9時。水曜休館。観覧無料。
同所での展示会は16回目となる。教室を主宰する民谷久美子さんと生徒21人が出品。「震災や国の対立などを乗り越えて、平和と希望に満ちた良き年となるように」の思いを込め、「嘉辰令月」をテーマにした。
「枕草子」の一節やいろはうた、百人一首、般若心経などを書いた毛筆と硬筆の達筆20点と、「辰」や「夢」「学」など漢字を掲げた「子ども手作りカレンダー」13点が並ぶ。能登半島地震の被災地を見舞う作品を追加する予定。