小学生が将棋で熱戦 桑名の前田さんが東日本大会へ 津で公文杯

【真剣な表情で対局する児童ら=津市島崎町のサンワーク津で】

【津】日本将棋連盟三重県支部連合会は7日、津市島崎町のサンワーク津で「第49回公文杯小学生将棋名人戦」県大会を開催した。県予選に当たるA級と、交流を図るB・C級を実施し、県内各地の計38人が熱戦を繰り広げた。A級は小2―小5の11人が予選リーグと決勝トーナメントを戦い、桑名市立大山田東小4年の前田和太朗さん(10)が優勝。3月に山形県天童市で開催される東日本大会に出場する。

参加者はくじ引きで対局相手を決定し「よろしくお願いします」のあいさつと振り駒で対局開始。県予選は持ち時間がリーグ15分、トーナメント20分いずれも秒読み30秒で戦った。交流戦は6歳―小6がスイス式トーナメントで戦った。

前田さんは東日本大会に向け「数十秒で指さずに一手一手深く考え良い将棋を積み重ねたい。教えてもらったことを発揮できるよう頑張る」と意気込みを述べた。

その他の上位入賞者は次の皆さん(かっこ内は学校名と学年)。A級=②萩原駈(津市立南が丘4年)③水谷歩(四日市市立三重西4年)▽B級=①土岐航大(四日市市立富田4年)②金森陽士(玉城町立外城田5年)③阪口旺佑(伊勢市立城田5年)▽C級=①坂本育祇(玉城町立田丸6年)②森悠惺(津市立神戸4年)③坂井龍一(津市立西が丘3年)