16歳以下のシングルス日本一の座を争うMUFGジュニアテニストーナメントの県予選大会が7日、三重県鈴鹿市御薗町のスポーツの杜鈴鹿庭球場で行われ、男子は義基耀(三重GTC)=四日市市立大池中3年=、女子は服部天寧(三重GTC)=四日市市立大池中2年=が初優勝した。両選手は県代表として4月に名古屋市東山公園テニスセンターで開催の全国大会に出場する。
16歳以下、14歳以下、12歳以下の異なるトーナメントを勝ち上がった男女各8人が1つのトーナメントで対戦した。3セットマッチで行われた決勝は、全国大会で実績のある中学生同士の対戦となり、男子はRSK全国選抜ジュニア13歳以下の部3位などの実績を持つ義基、女子は小学時代から全国小学生選手権3位などの実績を重ねる服部が制した。
義基は強風の中行われた決勝で得意のバックハンドも駆使して確実に得点し、1学年下の片岡龍亮(三重GTC)にストレート勝ちした。今年春からは高校生で「(MUFGジュニアトーナメントは)最後の年。ベスト4以上の上位に」と意気込んでいた。
服部は、自分同様全国小学生選手権で3位、昨年8月には3位入賞した全日本ジュニア14歳以下ダブルスでペアを組んだ森下結有(三重GTC)をフルセットの末下した。「緊張する場面も笑顔で試合ができた」と決勝を振り返り「全国大会も攻めの意識でやり切りたい」と話した。