一見勝之三重県知事は5日、年頭の記者会見に臨み、能登半島地震の被災地について「全力で応援する必要がある。わがことと捉え、現地に行っている仲間を全力で応援する」と述べた。
一見知事は「地震で亡くなられた方の冥福を祈り、被害に遭った方にお見舞い申し上げる」と述べた。「災害がいつ起こるか分からないと、改めて身にしみて感じる」とも語った。
その上で、今年は「まずは地震への対応に取り組む」と強調。県と同じく石川県輪島市への支援を割り当てられた東京都や大阪府などと連携し、避難所の運営を支援する考えを示した。
県内では、新型コロナウイルスの5類移行で回復しつつある経済を「力強く伸ばしていく」と強調。「さまざまな施策を進めながら災害に対応する。命を守るための施策を進める」と語った。