伊勢新聞

佐々木直喜氏の作品を展示 三十三銀行本店の賀詞交歓会会場 三重・四日市

【佐々木氏の「龍が飛翔する姿を表現」した作品=四日市市西新地で】

【四日市】三十三銀行(三重県四日市市西新地)は4―5日の2日間、菰野町出身・在住のフラワーアーティスト・佐々木直喜氏が「龍が飛翔する姿を表現」した作品を本店4階の賀詞交歓会会場に展示している。同氏の作品展示は2008年から続いており、賀詞交歓会が中止となった21年を除き、今回が16回目。

同氏は北海道洞爺湖サミット、伊勢志摩サミットで装花担当を務めたほか、国内外での花生けで世界的に活躍。9日は同会場で作品を一般公開する。同行によると、エレベーターホール装飾、受け付け装飾も同氏が担当したという。

竹、赤色のボケ、ナンテン、シダレヤナギなどを使用。同行によると来場者の一人からは「ボケはバラ科で、ボケの花は年が明けて一番最初に咲く」との感想が寄せられたという。

さらに、同行グループ役職員に向けて発表された新年メッセージで渡辺三憲頭取は「前例がないことにも積極的に挑戦する」「最高の信頼を得る」の二つを心に留めてほしいと強調。銀行の成長を展望し、全員で前向きな思いを一つにして、この一年を価値あるものにしていこうと呼びかけた。