【度会郡】三重県大紀町は2日、同町崎のコンベンションホールで20歳の集いを開いた。本年度に20歳を迎える94人のうち54人が出席し、大人への一歩を踏み出した。
実行委員会の8人が式典の企画、運営を担当。昨年11月から準備を進め、当日は司会や受付など役割分担をして式に臨んだ。
服部吉人町長は「皆さんの情熱と可能性を持ったエネルギーを大紀町の町づくりに生かしてもらえることを期待している」と激励。列席した鈴木英敬衆議院議員らが祝辞を述べた。
参加者を代表し、高田短期大学2年の辻原実夏さん(20)が「大紀町出身者としての誇りを胸に、一人の社会人としての自覚を常に忘れず、責任ある行動と人を思いやる優しい心を持って社会に貢献していきたい」と決意を述べた。
式後、晴れ着やスーツ姿の参加者らが再会を喜び合い、記念撮影を楽しんだ。
名城大学2年の林舞音さん(20)は「今まで育ててもらった親や周りの人たちに感謝しつつ、新しい一歩を踏み出して前進していきたい」と話した。