津松菱で初売り 4年ぶり通常開催、特選福袋に行列

【特選福袋の申し込みに並ぶ来店客ら=津市東丸之内の松菱で】

【津】三重県津市東丸之内の松菱で2日、初売りがあった。コロナ禍が明け4年ぶりの通常開催で、開店時には昨年より1割多い約830人(同店発表)が並んだ。

午前10時の開店時間を20分早めてオープン。午前5時50分から並んだ津市の喜田川尚志さん(64)が先頭で、人気菓子メーカーの福袋などを購入し「新しい年に一番最初に並びたかった。仕事も生活も両方頑張りたい」と話した。

毎年人気の地域と連携する体験型の特選福袋はコロナ禍で抽選や先行販売を取り入れていたが4年ぶりに通常の方式に戻した。1組限定の鳥羽水族館飼育体験や5組限定の希望荘ペア宿泊プランはあっという間に売り切れていた。

津市の前村明江さん(77)は「初売りの買い物はお買い得なので楽しみ。つくだ煮や洋菓子のセットを買いました。コロナが明けたので今年は旅行を楽しみたい」と話した。