【伊勢】三重県伊勢市の伊勢神宮内宮近くのおかげ横丁に、県産の「伊勢赤どり」が味わえる鳥料理専門店「横丁とりぶん倭(やまと)」が、今月オープンした。
伊勢赤どりは、県内の数軒の農家だけで生産されるブランド鶏。一般的な養鶏の飼育期間50日に対し、1・5倍の75日間かけて育てるため、肉質がしっかりていて、ほどよい歯ごたえと深いうまみが特徴という。
同店では、桑名市の老舗鶏肉専門店「鳥文」から仕入れる新鮮な鶏肉を使用。厳選したモモ肉を備長炭で焼き上げ塩や薬味で味わう「炭火焼重・特上」(税込3500円)、黄身が白い卵を使った「親子丼」(1200円)、「とりカツ定食」(1800円)などを提供する。鶏肉のほか、伊賀米、熊野産の一味、名張産サンショウなど、県産食材を数多く取り入れている。
担当者は「伊勢赤どりは希少な県の銘柄鶏。ぜひ味わってほしい」と話している。
年中無休。営業時間は午前11―午後5時。
問い合わせは同店=電話0596(24)0910=へ。