伊勢新聞

福袋5000個準備大詰め 津松菱1月2日初売り 4年ぶり通常販売

【福袋の準備をする社員=津市東丸之内の松菱で】

【津】三重県津市東丸之内の松菱で、1月2日の初売りに向けた福袋の準備が大詰めを迎えている。洋服、雑貨、食品などの福袋や地域と連携した体験型特選福袋など全館合わせて約5千個を準備する。

倉庫内の一角では27、28の両日、担当の女性社員が初売りで店頭に並ぶ子ども服や婦人服の袋詰めと元日に届く事前予約の福袋約200点の発送準備に追われた。

同店ではコロナ禍で密集を避けるため先行販売や抽選方式を取っていた特選福袋を4年ぶりに通常販売する。人気ホテルの宿泊や鳥羽水族館の飼育体験などのほか、伊賀流忍者博物館を貸し切り伊賀牛の食事を楽しむ新たなプランなど36種類を準備している。

担当者は「新型コロナウイルスが5類に移行され初めてのお正月、ご家族で松菱の買い物を楽しんでほしい」と話した。