伊勢新聞

亀山市長、今年の漢字は「灯」 4年ぶり市民総踊り

【今年の漢字一字「灯」を掲げる櫻井市長=亀山市役所で】

【亀山】三重県亀山市の櫻井義之市長は26日、市役所で今年最後の定例記者会見に臨み、市長が選んだ今年の10選を発表。今年の漢字一文字は、ともしび、明かり、ひとも読む「灯」とした。4年ぶりに開催された「納涼大会」で、市民の心に明るい灯(ともしび)を照らしにぎわった市民総踊り「灯(ひ)おどり」の「灯」とした。

櫻井市長は「約4年近く続いた新型コロナウイルス感染症が5類に移行され、回復を実感する光景が増え、まちの元気と市民らの笑顔が戻った一年でした」とし、「新図書館の開館や鈴鹿亀山道路中心くい打ち式の開催など、幅広い分野において、新しいステージへと進んだ感慨深い一年でもあった」と話した。

市政今年の10選は次の通り。

JR亀山駅前に新図書館を開館(1月)▽滋賀医科大と共同研究講座設置協定の締結(3月)▽帯状疱疹の予防接種費用の助成を開始(4月)▽亀山市サル被害対策チーム「モンキーレンジャーズ」を発足(5月)▽かめやま生物多様性共生区域(亀山版OECM認定制度)の運用を開始(7月)▽4年ぶりに夏の風物詩「亀山市納涼大会」開催(8月)▽アプリdeウェルネス推進事業の開始、亀山健康都市大学を創設(9、10月)▽亀山みそ焼きうどん本舗が「2023東海・北陸B―1グランプリin四日市」でブロンズグランプリ受賞(11月)▽中学校全員喫食制給食に係る基本的な計画を策定(同)▽鈴鹿亀山道路中心くい打ち式を鈴鹿サーキットで開催(同)