通信制サポート校、初のアート展 三重・四日市

【生徒の作品を紹介する鬼木キャンパス長=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】三重県四日市市鵜の森の通信制サポート校「おおぞら高等学院三重四日市キャンパス」(鬼木将貴キャンパス長)の生徒17人による平面と立体アート作品20点を展示した初の「創作アート展」が、同市安島の市文化会館で始まっている。27日まで。

「天国」と「地獄」を対比させた斬新な油彩画、満月を背景にオオカミ男を描いた水彩画「月明り」、板や紙で作った時計の文字盤に、さまざまなしぐさのネコのイラストを張った立体作品「猫時計」などが並ぶ。

同学院は、通信制「屋久島おおぞら高等学校」のサポート校として平成28年に開校。現在、生徒数は約200人。鬼木キャンパス長(39)は「初の作品発表。アートに興味のある生徒たちの日頃の成果を多くの方々に見ていただきたい」と話していた。